奈良県 北上山村にある滝です。
落差は約１０５ｍで、水量は普段は多くありません。
落差は大きいですが、斜面を滑る様に流れる感じです。
滝つぼの形に特徴があり、岩肌を滑る様に流れ込む様子がとても美しいです。

山間にある為、昼間でも日当たりは悪いです。
（午後は太陽が山に隠れて日陰になります）
滝つぼ周辺は大きな岩が多いので、全体を撮る事ができるスペースはかなり限られています。
その分、岩の上を移動することが多いので、後方に注意しておかないと下へ落ちてしまします。
また、国道から滝への道中も岩が多く滑りやすいので注意がいります。

近くには 千尋滝 があります。
スケールは千尋滝の方が大きいので、ついでに寄るくらいになるかと思います。

行き方ですが、国道１６９号線を南下して、池原ダムで国道４２５号線を尾鷲方面へ行きます。
奥にある坂本ダムを越えさらに進むと、奈良・三重県境（トンネル）手前に
小さな橋（コンクリート造りで内部に管を通してあるもの）があります。
その小川に滝がありますが、道路からは見る事ができません。
川沿いに１００ｍ程道から歩くと滝つぼに行けます。

余談ですが、国道４２５号線は”酷道”としても有名です。
日本三大酷道とも言われています。
この区間は、比較的マシな部分ですが、見通しの悪い所や落石が多々ありますので、
行かれる時は注意して下さい。
酷道に興味のある方はインターネットで検索してみてください。
酷道マニアの自分としてもおススメの道です。

全景です。






滝つぼです。
滑る様に流れ込んでいます。



少し寄ったものです。


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